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2008年3月

2008年3月30日 (日)

義賊とゆかいな仲間たち            そしてこれは第7の最後のゲームである

若者は実は義賊でした。
今や王子となった若者は仲間たちの待つ森へと凱旋帰還しました。仲間の多くは若者の家臣となりましたが、幾人かは若者に別れを告げてそのまま森に残ることとなったのです。そこで、若者は森に残る仲間たちに餞別として、財宝を与えることにしました。
ところで、彼らはそれらの財宝の価値がよく分かってませんでした。分け合った後で、街の商人に鑑定をしてもらうことにしたのです。

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プレイ人数:3~4人
プレイ時間:20分

「運」のコントロールがテーマのゲームです。
巾着袋に宝石を放り込み、必要な宝石のみを取り出すのが目的なのですが、そううまくいくのでしょうか?

王宮建設                      そしてこれは第6のゲームである

若者は愛する姫を迎え入れるに相応しい王宮を一夜にして造れとジンたちに命令しました。
一番王宮作りに貢献したジンは自由にしてやるとの条件付きで・・・
ジンたちは、若者から魔力を秘めた護符の使用許可も得ました。彼らは一所懸命に城を造っています。あとは、四方の見張り塔を建てれば完成です。

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プレイ人数:3~4人
プレイ時間:60分

メインディッシュです。エリアマジョリティなゲームです。

恋の許可証                    そしてこれは第5のゲームである

姫は、若者に恋してしまいました。
若者を振り向かせたい姫は、強い魔力を秘めた護符をどうしても手に入れたいのです。

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プレイ人数:3~4人
プレイ時間:20分

カードゲーム、というかタイルゲームです。
トレンディとかコロレットっぽいかも。
個人的には、プレイ感はけっこう斬新な気がするのですけれども。

40人の盗賊                    そしてこれは第4のゲームである

40人の盗賊が40個の財宝を隠れ家である洞窟に運び込んでいます。若者は盗賊に変装して、その一味に潜入することに成功しました。はたして、彼は盗賊たちを出し抜いて財宝を奪い、盗賊たちを懲らしめることができるのでしょうか。

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プレイ人数:3~4人
プレイ時間:20分

一斉入札タイプのゲームです。
この手のタイプの中では、他のプレイヤーの戦略が読み易い(はずです)ので、その辺りを楽しんでいただければ。

怪鳥ロクの卵                   そしてこれは第3のゲームである

ジンニーが、若者に2人の命を助ける条件として出したのは、怪鳥ロクの卵を盗賊の手から守ることとそれらの盗賊を懲らしめることでした。もし、成功した暁には、若者の下僕となってさえよいと…
まず、若者はロクの卵を守る算段をすることにしました。ご存知のとおり、ロクは無人島の地表にそのまま卵を産み付けます。その卵を守るために、若者は各々の卵に若木で編んだ籠をかぶせ、1つの塔のように積み重ねていくことにしたのです。ただし、失敗して卵を落としてしまうとロクに内臓をついばまれてしまうのですが…

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プレイ人数:2~5人
プレイ時間:15分

ジェンガのようなバランス系のアクションゲームです。
駒とディスクを積み重ねていきます。
いかに重心を外して置くかといった辺りに戦略があるかもしれません。

ジンニーと恋人たち               そしてこれは第2のゲームである

 塔から逃げ出してきた若者と姫は、とうとうジンニーに追いつかれてしまいました。ジンニーの怒りは凄まじく、大地すら隆起したり、陥没したりするほどです。ジンニーの怒りのために2人は引き離されてしまいました。2人は、ジンニーの怒りをかわし、さらにはジンニーを打ち負かすことができるでしょうか。

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プレイ人数:2人
プレイ時間:15分

2人用のアブストラクトゲームです。
互いのアクション、目的が異なっている辺りが特長になるでしょうか。

エスケープ・ザ・タワー( EtT )         そしてこれは第1のゲームである

ジンニーによって、峻厳な山にそびえたつ塔に幽閉された姫を救い出した若者は、2人で細く暗い山道を駆け下りている最中です。2人は、無事に逃れることができるでしょうか。

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プレイ人数:2人~
プレイ時間:5分~

アクションゲームです。バランス系の新しい「動き」を提案するゲームです。
まあ、ルールというか、説明図を見ただけで完結するゲームですね。

千夜一夜異譚                   ~Another Tale of the Arabian Nights~

 おお、幸多き皆様よ、伝え聞くところによりますと、この地より遥か彼方にその威すこぶる高き大国がございました。その王国を統べる大王(スルターン)は名君の誉れ高く、その人民のみならず近隣諸国からも王中の王として慕われておりました。
 大王には姫が一人おりました。その姫の美しさたるや、月でさえも姫の前では枯れた花の香りのように、その輝きが色あせて見えるほどでした。大王は自分の命よりもその姫を愛していたのでございます。
 ところが、あるときその姫が恐ろしい魔人(ジンニー)によって攫われ人里離れた山岳に聳える魔人の搭に幽閉されてしまったのです。
 大王は気も狂わんばかりに嘆き悲しみ、さっそく姫の救出を求めるお触れを出しました。姫を救い出した者には、莫大な褒美を与えるとして・・・
 しかしながら、何人もの勇猛果敢な誉れ高き王子や勇者が魔人討伐に乗り出しましたが、唯の一人として帰ってくる者はなかったのです。
 そんな話しをその王国からやってきた旅人がある若者に語りました。するとその若者は思いました、これこそ自分の求めていた冒険だと・・・
ここまで話したとき、朝の光が射してくるを見て、語り部は慎ましく口をつぐんだ。

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以上が「千夜一夜異譚」のイントロダクションです。
各ゲームについては、おいおいご紹介していきます。

2008年3月20日 (木)

ゲームマーケット2008

骨折ゲームズとして今年も出展を予定してます。

タイトルは未定ですが、今回はアラビアンナイトな世界を舞台とした複数のゲームから構成される見込み。
まあ、「古代ローマの新しいゲーム」みたいなものです。現状は、4~5 in 1といったところでしょうか。
せめて7 in 1にしたいですなあ。

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